肝臓の役割とアルコールの影響
肝臓は、栄養分などを取り込んで体に必要な成分に換えるという、「代謝」の働き、アルコールや薬、老廃物などの体に影響を及ぼさないように無償化する「解毒」、肝臓でつくられた老廃物を流す、胆汁を「生成・分泌」の機能をもった重要な臓器です。
ところが、アルコールを大量に飲み続けると、肝臓での中性脂肪の合成が高まり、その結果、肝臓に中性脂肪が蓄積した状態の脂肪肝になります。さらに飲酒を長期間続けると、 肝臓に線維が形成されて肝線維症や肝硬変となったり、肝細胞が急激に破壊されてアルコール性肝炎になる場合があります。