ミトコンドリア

ミトコンドリアは、全身の細胞内に存在し、酸素を使ってエネルギーを産生する役割を担っています。ミトコンドリアは細胞の中の発電所とも呼ばれ、体を動かしたり食べ物を消化したりする際に必要なエネルギーを生み出しています。

🔳ミトコンドリアの主な働き

有機物を分解してATP(アデノシン三リン酸)を合成する。この分解の過程を呼吸といい、ATPはエネルギーに交換できる物質です。
ミトコンドリアは、カラダの95%のエネルギーを産生する

 脂肪を燃焼し、糖の代謝を活発にする。
運動を行う際に生体が必要とするエネルギーの大部分を供給する。筋肉細胞に含まれるミトコンドリアは、筋肉の有酸素運動や運動持久力と深い関わりがあります。
継続的な運動(トレーニング)は、骨格筋や心筋におけるミトコンドリアの適応をもたらし、疲労耐性を可能にします。
抗酸化物質を有しており、活性酸素がもたらす害を軽減する働きがある。また、活性酸素を病原体の駆除する際に活用するしくみも持っており、免疫機能にも貢献しています。